こんにちは!ガイナサポートデスクの鈴木です!
4月16日に発行されました、「Paint Coating Journal(ペイントコーティングジャーナル)」のトップ記事にガイナが掲載されました!
宇宙ロケット開発技術を応用した耐火性能塗料による新しい木質耐火建材を製品化
株式会社日進産業は、株式会社芳賀沼製作(福島県南会津町)と共同で、3年間にわたり福島イノベ機構の支援を受け、「木材利用促進のための塗料の研究開発」事業を進めてきました。このたび、日本初の断熱セラミック塗料による木質耐火外壁(非耐力)の1時間耐火大臣認定試験に合格しました。
脱炭素社会の実現に向け、2021年に「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行され、以降、建築物への木材の利用促進が一層求められています。また、木質仕上げの建築空間には木材特有の温もりがあり、意匠性にも優れるというメリットがあります。
しかし、木材(無垢材)を表層に利用した場合、火災による木材部分の燃焼が火災を長期化させる可能性があり、結果、構造部材である芯材(木材)を損傷させてしまいます。
そこで両社は、外壁材として間伐材等を表層利用しながら、木毛セメント板に含浸性GAINA「ファイアストップ」を塗布するともに、さらにその上に「GAINAミスト」を組込むことで1時間の火災に耐えうる木質耐火外壁を開発しました。
製品の特徴
(1)建物火災においても耐火性能を保持する、1時間耐火(外壁・非耐力)大臣認定を取得
(2)従来の耐火技術は強化石こうボードを使用しているが、木毛セメント板を使用することで雨天時での外での現場施工が容易になる。
(3)木毛セメント板は木材をリボン状に削りセメントで固めたものであり、木材利用率が高い。
(4)断熱セラミックス塗料GAINAを搭載したことで断熱性の高い木質の壁となり、次世代省エネ基準達成に大きく貢献する。
福島県×芳賀沼製作様×日進産業によるプロモーションビデオ
「薄膜断熱材が木材利用促進のカギ」が公開されました。
